お腹の手術:入院までの不安と終わった後の声

医療

“Abdominal Surgery : Anxiety Before Hospitalization and Emotions After the Surgery”

イラストは全て「いらすとや」より

6月

かなりかなり肥満の方

手術する前

背中の痛み止めは無理かなぁなんて心配もした方

術後6日目 病室

会った途端,目を見開いて私に

「全然,全然痛いこと無かったんです.

なのでさっきも坂路なんども往復してきました.

ところで先生は身長と体重はどれくらいなんですか?」

ニコニコとお話が止まらない

退院まであと2日

ダイエットを約束してくれた方


7月

全身麻酔

手術室

これから病棟へ戻るという時

「・・・・・」

どうしました苦しい?

「あ・り・が・と・う・」

そして 病棟

夕方の術後回診では張りのある声で

翌朝の病棟回診ではお腹から大きなで

「ありがとう」

声の大きさは手術前の不安と同じ


落ち着いている手術後

別な人も手術室から病棟へ戻る際

小さな声で「ありがとう」

ところが一晩,口の中が気持ち悪かったり

吐き気が出たり,ほんとに吐いちゃったり

挙げ句,眠られなかったり

カルテを読んでいた私まず謝罪・・・なのに

「ほら痛くねえんだ

身体を捻っても創が判るほどしかねえんだ

なに,友達がさ,3年前に同じ手術

病院は別なんだけどさ,凄く痛かったんだと

だけどほれ,全然痛くねえんだ

吐いた時も,全然痛くねかったんだ」

不眠の疲れも見せず,マシンガントーク

もちろん始終満面の笑顔のおまけつき


東北の南端 小さな地方都市 いわき市

そこにある『常磐病院』『かしま病院』

小さな手術室 明るい病棟で出来てること


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